沢木耕太郎崇拝者の旅記

主に海外旅行の情報で、大体ダークツーリズム

合計28時間の道のり

メキシコのトランジットも何とかやり過ごし、夜の11時にリマ行きのフライトに乗る。

 


メキシコは中南米の中でもハブ的な立ち位置なために自然、中南米の美女が集まると思われる。

ありえないくらいの美貌が揃いも揃って禁欲生活の私をいささか刺激する。

 


そんなムラムラモードでフライトしたら突然美女から話し掛けられ、「あの〜ママがいて、、(何語か不明)」

 


私のシックスセンスで彼女の言わんとすることを悟り、全て聞く前に「チェンジ?」と即答し美女親子を隣同士の席にさせてあげることにする。

美女の歓喜極まりない笑顔を見れて自己満足に浸ってたら、チェンジした席はF(窓際)からB(真ん中)に、、そしてAのペルー人に「お前は何人?」と話し掛けられる。

「日本」

「あ、私日本語話せますね」とまさかの日本語を聞けて、遠く離れた異国で友達に会った気分になった。

彼は愛知で働く31歳のペルー人。

聞くとこによるとペルー人の彼でさえ南米の治安の悪さを危惧していた。

彼が言うにはペルーにもカルテル、、麻薬マフィアがいてチームの名前を言う時だけ小声になったのが一層危険度を増させる。

 


彼に私は「日本どう?」と聞いたら「日本は厳しね」と言うが、「何に対して?」と聞き返さなくても、その一言でわかってしまう私も内心日本の厳しさを痛感してるのだと思う。

経済指標だけでは測れないものは自分の目で見ることは絶対に大切なことで、さらには外ばかり見てかぶれるのではなく、外から中を俯瞰することが一番大事な事と思う。

 


外国人がカオナシのキーホルダーしてるだけで日本人である事が誇らし。

 


日本は厳しいところや精神病んだ人が多いけど、人の言う事を聞かなきゃいい話で死ぬのと刑務所入る以外はかすり傷だと思う。

 


そんな強気姿勢でいて、空港でSIMカードを購入した時に会計に対してがたくってたらどうやら私が多く払ってたらしく、後ろに並んでた欧米のマダムも笑ってるあたりに私のまじめに生きれない事を、象徴してるような気がした笑笑