沢木耕太郎崇拝者の旅記

主に海外旅行の情報で、大体ダークツーリズム

「Life is a Journey Towards the Guiding Light」

「旅は人生の道標」  私の家の近くの代官山に掲げられてる看板を見て成田に向かう道中に感慨深くなる。。

 


一体いつから、旅が始まってるんだろ?と考えて思う事は小さい頃から家族旅行に連れてってもらってる頃から1つの枠に収まってる事が苦手で、色々と冒険してて様々な経験をして今の人格が形成されたと思う。

 


地元、横須賀で十代を過ごし先輩にハマり周りが作る虚像を演じていて横須賀に拘り続け、外の世界の開放的な魅力を忘れてしまい1つの世界、、地元という名の監獄に収監された。

それが仇になり、本物の監獄に収監されて何気なく読んだ世界地図で旅というドラックのフラッシュバックを呼び起こした。

 


出所して、海外にいる妹の結婚式に参加しなきゃいけないと会社の社長に嘘をついて有給をもらい、東南アジアの入り口、、タイのバンコクに旅に出てからは旅のジャンキーになり、旅のために仕事をするようになった。。

 


より強い刺激を追い求めていくうちに、先輩から「アヤワスカ」について聞いた。

 


アマゾンにいるシャーマンがペルーの文化遺産アヤワスカという樹の樹脂を使い、ワークと呼ばれる儀式を行いメディカル的な事をするらしい。

 


アヤワスカの話を聞いた時の衝撃は今でも鮮明に覚えてる。

 


アヤワスカ松果体を活性化する。。松果体という脳の真ん中にある部位は16歳くらいから石灰化していて、松果体は、ヨーガにおける6番目のチャクラ(アージュニャーまたは第3の目)、または7番目のチャクラ(サハスラーラ)と結び付けられることもある。松果体は眠っている器官であり、目覚めるとテレパシーが使えるようになると信じる人もいて、かの有名な哲学者デカルトは、松果体が『物質』と『精神』という二元性を繋ぐ重要な場所であるとして

松果体を【魂のありか(魂の座)】と称して、生涯をその研究に費やしたそうな。」

 


難しい話は省いて、とりあえず凄いらしく世界中からペルーのアマゾンにあるサンフランシスコ村に学者や修行僧や人生に行き迷った人が来る。

 


でも、アヤワスカにはネガティブな要素もあり、感性が鮮明になりすぎてこの世で生きるのが辛くなるらしく、大阪の個室ビデオ放火で16人が死亡した事件の犯人はアヤワスカを事件前に摂取して、この世が汚く見えて犯行に及んだらしい。メディアに取り上げられてはいないが、アヤワスカを使い宗教的な儀式をする世界的な宗教、サントダイミが背後にある。

 


または、精神錯乱を起こしこの世に還ってこれなくなる人もいる。

 


最悪は死ぬ。

 


正常な人ならアヤワスカなど縁はないだろうし恐いと思う。。しかし私がアヤワスカに拘る理由は死ぬほど後悔する過去が2つあるからだ。

 


1つは薬物に手を出してしまった事。

覚せい剤に脳を侵され、20〜21歳の時にオーバードーズしてバグってしまい、精神錯乱になり友達、家族を守れなかった。

 


2つめは親友を死なせてしまった事。

 


この2つには共通点があり、それは定期的に夢に出てくる事。

 


覚せい剤やるシーンも親友も鮮明に夢に出てくる、、、、一生この2つとは生きていかなければいけないと思うと哀しい。

 


そしてアヤワスカにも共通点がある。

 


1つは薬物常用者の治療として最後の手段として効果的。

 


もう1つはアヤワスカが死者の蔓と呼ばれているように死者と生者を結ぶ。

 


そんな夢に出てきて私をからかうなら、こっちから行ってやろう。

 


そんな事を考えて、親友の墓前にマリファナのジョイントを線香代わりに焚く。

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顔面偏差値が高いからかっこつけてもサマになる事するけど、今回無事還れたら今後何やっても怖れない。親友の分も今度こそ生きる。

還れなかったら親友と同じくロクになるだけ。

 


旅前の準備してる時、裁判官に何回も言った嘘を頭の中ではんすうする…「普通になって真面目に生きます」

 


普通?普通になんか今更生きれるはずねぇ。

生きるつもりもないし、自分は自分の生きたいように生きるだけ。

 


旅は人生の道標、、、おまじないのように不安な心を鎮めるために心中でバカみたく唱える。

 


旅はいつから始まってるのか??生まれた時から死ぬまでが旅であって人生そのものが旅。

今回は自分をぶっ壊す旅、、て考えたらさっきまでの不安が興奮に変わってる事に気がついて、ザ、ブルーハーツの旅人を聴いて眠りにつく、、。